勝利への道筋

勝利への道筋

◆9月20日(月)中山11R
セントライト記念

1番人気のタイトルホルダーが好スタートを切ったから、正攻法で逃げるのか、と思ったら、大外枠からワールドリバイバルが果敢に仕掛けて主導権。これは想定していなかった。1000m60秒5というペースも、2200mを思うと平均か、それよりもやや速め、差し有利の展開だったとみていい。道中後方を進み、直線外から抜け出したアサマノイタズラが、ゴール寸前で2番人気のソーヴァリアントを捉え切ってみせた。
 
単勝4270円の波乱。しかしこの馬、スプリングSでアワヤの2着に好走していて、皐月賞は不利が重なった敗戦だし、ラジオNIKKEI賞も明らかな太め残りだったから、しっかり立て直された今回の好走は決してフロックではない。それに見逃せないのはテン乗りとなった田辺の好騎乗。前半は無理せず後方4番手。4角手前で徐々に前を射程圏に入れ、直線入り口の捌きも完璧。見事だった。底力はあるのだし、馬ゴミを克服したのは収穫。中山以外のコースでも問題ないと思う。
 
2着ソーヴァリアントは負けて尚強い内容。好位から一番最初に動いて早め先頭。最後は勝ち馬の決め手に屈したが、キャリアからまだ伸びる余地もあるはず。
 
3着のオーソクレースにも同じようなことが言える。好位の直後で折り合って無理をせずに追走。勝負どころで反応が鈍ったのは久々の分。0秒4差に踏みとどまった内容は悪くなかった。
 
カレンシェルブルは出遅れて、後方から大外を回っての進出で4着に食い込んだ。これは今後確実に変わってくる。
 5着に終わったヴィクティファルスは直線入り口でちょっと窮屈になったか。脚を余したような格好。
 ルペルカーリアは向正面に入って掛かり気味に。直線は一旦、先頭に並びかけたが失速。グラティアスも終始気負い気味で反応できず終い。この2頭はまだまだ若さが残っているようだ。